その他

 左利きであることは大統領になることよりリスキーか?

統計学とは何か ―偶然を生かす (ちくま学芸文庫)作者: C.R.ラオ,柳井晴夫,田栗正章,藤越康祝出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/02/09メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 174回この商品を含むブログ (25件) を見る こことかここによると、独身の人は10…

 近況

最近は忙しくてブログはご無沙汰だった。先日カンファレンスをオーガナイズする仕事があったのだが、慣れないせいか意外と時間をとられてしまった。参加する側からするとちょうどいい感じの中規模のカンファレンスなのだが、オーガナイズする側からするとこ…

 Peer Review

これは爆笑。完全に内輪ネタですな。

 伊勢参り

だいぶ長らく空けてしまいましたが、ゆっくりと再開したいと思います。 とりあえず近況ですが、最近関西にしばらく滞在した折、初めて「伊勢参り」に行きました。以外に面白かったのは伊勢参道です。伊勢神宮に参った後、おはらい町の喧騒を早々と抜けて、昔…

 ロサンゼルスの(個人的)名所:その3 ジャカランダ

名所というか、この季節になるとそこらじゅうジャカランダの花だらけになるんだけど。ジャカランダの木には5月から6月にかけて綺麗な紫の花が咲く。紫の桜並木みたいのが、そこらじゅうにあると思ってもらえばいい。といっても、道端や公園の並木の下でお酒…

 サイモン・シン、カイロプラクターの団体に訴えられる

フェルマーの最終定理が面白かったので、暗号解読もそろそろ読みはじめようとしている今日この頃だが、あの売れっ子作家のサイモン・シンがイギリスのカイロプラクターの団体(BCA:British Chiropractic Association)に名誉毀損で訴えられて困っているとい…

iida: Towa Tei featuring "YOU"

ちょっといい感じのCMがやってて、これはテイ・トウワに違いない(犬でわかる)と思っているとやっぱりそうだった(http://iida.jp/)。iidaっていう次世代の携帯なんだけど、自分の声を録音するとそれが(オートチューンで加工されたみたいになって)テーマ…

 客員助教授の緊急公募のお知らせ

Ph.Dほやほやの人たちへのお知らせ。オクラホマ州立大学で9月から一年の客員助教授を募集しているそうです。もともと内定していた人が急に来なくなったらしく、5月のJOEに公募を出す時間がなかったとのことなので、ここで宣伝しておきます。条件は、Ph.Dレ…

 全体最適、オレ様最適、そしてガキデカ民主主義について

全体最適 vs. オレ様最適 - Chikirinの日記 最初は、題名からすると個人合理性と社会合理性の話なのかなと思ったんだけどね。読んでいるうちに、これはなんだか違う世界の話を見ているようだと。 まず、会話してる、しかも議論しているところで「全体最適」…

 景気とパイプカットの逆相関

ここ数ヶ月、パイプカットをする男性が急激に増えているのだそうだ。理由は恐らく(1)景気の先行きが不透明なのでもう1人子供を育てる余裕がないということと、(2)会社から解雇される前に保険を使いたい、ということだろう。ところで、特に金融業界の人…

 自分を基準にして読むこと

自分の血肉になる本の読み方というのも、これに似たような話だ。だいぶ長い間、少なくとも大学受験のしばらく後までは、本を読むことというのは、本に書いてある「正しいこと」を自分の頭の中にコピーする作業だと考えていた。 いや、当時実際そうかと聞かれ…

 自分で研究すること

価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれないこれは大事なこと。 ただ、「間違うことに対して恐怖をいだいている」ことを克服して「自分の考えや思いを外に問う」にいたる過程は、(分野によるけど)2ステップなんじゃないかな。(1)「研究者」と…

 アンドリュー・ワイエスとアメリカの個人的原風景

「故郷」といえば、自分がそこで生まれて育ち、後に離れることになったという場所を指すことが多い。しかし記憶の中に影を残している「原風景」としての「故郷」は、必ずしもそれと同じ場所とは限らない。例えば、僕にとって日本の原風景は何かと考えると、…

 文系は...理系は...

「文系は論理的思考力がない」「理系はコミュニケーション力がない」という偏見 そういえば、大学時代は文系とか理系とかあったな、遠い昔だけど。 文系とか理系とかいう分け方は、もう時代遅れになっているのは間違いない。けど、文系と理系の分け方には恣…

 脚気予防のための対照実験

これは面白い記事。森鴎外が脚気に関する新説を無視して陸軍で多くの死者がでたって話は知ってたけど、その新説を唱えた海軍のほうの立役者は知らなかった。

しかし英語の経済系ブログの充実ぶりはすごいわけだが

さらにBob Hallもブログを始めたもよう。

 日本語を守るために移民を入れよう −「日本語の亡びるとき」の受容について

この本が、ここをはじめとしてブログ近辺で話題になっているようだが、読むべき人が読まないで、読まなくていい人が読んでしまうという、壮大なミスアロケーションが起こるのではと心配している。 例えばこの本に惹かれる人は、「日本を守る」ために移民政策…

 英語が上手いねえ

「お前はおれが会った日本人の中で一番英語が上手いな」 アメリカで英語を使い始めたとき、最初の目標はこのようなことを言われないようにすることだった。「若いですね」と言われれば、どれだけ年をとってしまったかを思い出させられるようなものだ。それは…

  外山恒一

Brilliant! http://jp.youtube.com/watch?v=JhPDzAEfavE ギャグの「ネタ」は、いつも暗黙のうちに日本人のみが聞き手であることを前提としている。本当は「ネタ」とは「(日本人むけの)ネタ」なのだが括弧の中は意識されることがなく、でそのため日本人以外…

 政治学におけるフォーマル・セオリー(Formal Political Theory)

最近政治学の某トップジャーナルに投稿された論文のレフェリーをしたが、多少毛色の変わったものを読むのも面白い。もちろん僕にお鉢が回ってきたのは、その論文が経済学の論文に近いスタイルで書かれているからだ。最近政治学ではこのようないわゆるフォー…

 15年ぶりの再訪

日本にいる間、たまたま母校の近くを通りかかる機会があったので、ふらっと立ち寄ってみた。もう、15年ぶりになるだろうか?大学の構内はすっかり様変わりしていた。図書館が別の場所に移った。寮がなくなった。食堂と本屋も新しいビルに移動している。昔サ…

 休養中

最近は、うまいものを食べたりして、ゆっくり休養中。先日は、神田をふらついたついでに、笹巻けぬき寿司に立ち寄って、笹巻き寿司をいただいた。押し寿司(箱寿司)も含めて、この手の酢の利いた寿司が結構好みなんだけど、こういう寿司を食べられるところ…

 不毛な議論

つらつらとはてなを徘徊し、ブックマークの集まっているところをみると、よく活発な議論が興っていることがあるが、そういう議論はわけが分からないことが多い。例えばこういう記事を見たわけだが、書かれていることは別に「あたりまえ」のことなのに、(ポ…

 ゆとり教育で、テストの点が下がって、何が悪い?

ゆとり教育の結果、学生の基礎学力が落ちているといわれるけど、なんでそのような議論の枠組みで話が進むのか不思議でしょうがない。 まず第一に、ゆとり教育のもとでテストの点が下がるのは別に不思議でもなんでもない。それが問題なら、ゆとり教育など最初…

 David Gale (1921-2008)

デビッド・ゲールが亡くなっていたとは知らなかった。去年の夏ストーニー・ブルックに招待された時に、彼の85歳記念のカンファレンスと誕生日記念ディナーがあって、そこで初めて見かけたんだが、その時はまだまだ元気そうだったのに。 そのカンファレンスの…

 京都ふらり旅

じつは、京都にしばらく潜伏していたのですよ。仕事がたまっていたのでまじめに観光する時間はなかったけど、大学の周辺をふらふら歩いているだけでもいろいろと楽しい。 ある朝モーニングでも食うかと思ったら、まだ喫茶店が開いていなかったので、しばらく…

 風邪

何で最近書きまくっているかというと、ここ数日風邪で寝込んで家に缶詰になっていて、退屈なわけです。とりあえず何か食べないと元気がでないのですが、めんどくさいので、冷凍餃子をボイル。意外にうま。

  不思議な話

不思議な話を梅田さんが紹介している。将棋では決まった筋の変化をぺんぺん草も残さないまでに調べあげることが多いから、同一局面が現れることは実は思われているより結構多い。ただ、お通夜の日に絶局と同局面が現れるとは、シンクロ二シティも極まれりと…

 正月

香港の後は日本に戻ったが、普段日本に帰る時には会えないような地元の友達とばったり鉢合わせて飲みに行くことに。よく考えてみると、正月に日本に帰るのは10年以上ぶり(日本を離れたとき以来!)になるわけだ。この時期だから、普段地方で働いている地元…

 香港

セミナーで発表するため、香港に滞在中。大学は九龍側の丘の上にあり、清水湾(クリアウォーター・ベイ)をそこから一望することができる。天気は悪かったが、それでもすばらしい眺めだ。構内で、NHKのドキュメンタリー(”激流中国”)についての討論会のビラ…