地震の影響を受けた日本人留学生の皆様へ(および寄付に関する追記)
(追記:寄付に関する情報もここに載せておきます。恐らく一番簡単なのは90999に"REDCROSS"というテクストを送ることです。一回につき$10がRed Crossに寄付され、毎月$30まで寄付可能です。より大きな金額を寄付する場合には、Red Crossのホームページにいくのがよいでしょう。)
この度の三陸沖大地震に関し、海外の教育機関にいる日本人として、日本人留学生への方々へいくつかアドバイスしたいと思います。
- カウンセリングサービスを活用する: このような大災害が起こったとき精神的に不安定になることは珍しくありません。そのような場合には気軽にカウンセリングのサービスを受けましょう。
- 金銭的な負担の軽減・金銭的サポートを申請する: 日本にいる家族が災害にあわれた場合、大学、高校、カレッジなどの授業料(Tuition)および諸経費(Fee)の支払いが困難になるかもしれません。そのような場合TuitionやFeeの減免あるいは免除を申請することが可能になると思います。日本の家族の方の負担を減らすために、そのようなサポートを積極的に利用しましょう。
- ビザの延長を申請する: 現在ビザの期限が切れかかっている場合、所属する教育機関におけるサポートのもと特例としてビザの延長が認められることが考えられます。家族が心配で日本にすぐ戻りたいということもあるでしょうが、今現在混乱している日本に戻るのは必ずしもベストな選択ではありません。家族を助けたい、あるいは何らかの援助に携わりたいとしても、現状が少し落ち着いてから日本に戻ったほうがより有効に時間とリソースを活用できると思われます。
なお3に関連して、アメリカのFビザ(学生ビザ)およびJビザをもつ日本人の学生は働くことを特別に認められるかもしれないという話を耳にしました。ただしこの話はまだ確認できていません。
以下に関連するリンクをいくつか例としてあげておきます
- http://www.uscis.gov/portal/site/uscis/menuitem.5af9bb95919f35e66f614176543f6d1a/?vgnextoid=9c6ac337ab5ce210VgnVCM100000082ca60aRCRD&vgnextchannel=6abe6d26d17df110VgnVCM1000004718190aRCRD アメリカの移民局のQ&Aです。ビザに関してはこれがまちがいないですね。「Financial Hardship」と認定された場合には労働許可が出るらしいです。
- http://www.utsa.edu/today/2011/03/japansupport.html テキサス大学サンアントニオ校の記事です。カウンセリング、ビザの延長、そしてEmployment Authorizationについて触れています。
- http://ccs.osu.edu/articles/updated-assistance-for-japanese-students-who-may-be-affected-by-the-natural-disasters-in-japan オハイオ州立大学、カウンセリングなど。
- http://www.excite.co.jp/News/world_g/20110312/Jiji_20110312X951.html アメリカのビザは最大30日間延長できます。
- http://news.ninemsn.com.au/world/japanquake/8223021/visa-help-offered-to-stranded-japanese オーストラリアでのビザの延長のニュースです。