コーチエラ・フェスティヴァル:二日目


二日目は、疲れてきたので少し遅めに会場に顔を出す。まず、リッチー・ホウティン(Richy Hawtin)のブースで気分を高めていると、隣の奴から「日本人か。昨日コーネリアス見たか。」となどと話かけられて、盛り上がる。その後は、楽しみにしていたホセ・ゴンザレス(Jose Gonzales)へ。ステージの前のほうに行かず、芝生に寝転びながら聞くのが吉。彼は、"Next Big Thing"だとの確信をさらに強める。そこで十分癒された後は、リリー・アレン(Lily Allen)のステージへ向かう。こちらはもう一杯で、寝ころんでいられるスペースがない。いきなり頭から、二十歳そこそこの小娘とは思えない余裕のトークをばしばしかましている。しかし、彼女は口が悪いなあ。ライブはなかなかいい感じで、途中でエール(Air)に移るつもりだったのに、最後まで残ってしまった。"Absolutely Nothing"が聞きたかったんだけど、他の(スカ・レゲエ系)曲から浮いているためか、演奏せず。ライブの終わりの方では、ブロンディーのあの一番有名な曲(名前は失念)のカバーをやっていた。その後、もうエールは終わってダミアン・ライス(Damian Rice)が始まっているかと思って、そちらのステージに行ってみたんだけど、"Cherryblossom Girls"が聞こえてきてびっくり。なぜかエールのステージがちょうど始まるところだった。彼ら、何曲か演奏した後、次の曲のためにギターを取り替えようとしたところ、ギターの調子がおかしかったようで、ギターを突っ返した後、お辞儀をしてさっさとステージを降りてしまった。後ろで、"Fxxking French"などと言う声。まあ、スケジュールが押してたってこともあったのかな。そしてイヴェントの最後の最後には、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンRage Against The Machine)でおお盛り上がり。でも帰り車が大渋滞になるのが予想できたので、最後まで残らずに会場を去った。

......いや、もうほんとにてんこもりといった感じ。しかし、アーティストのラインアップがほんとに国際的ですわ。今まで出てきた名前だけでも、いくつの国から来てるか。アメリカどこに行っても、これほどのやつらが一堂に会するのは見れないでしょう。*1NYでもないね。あるとしても、アメリカの(しかも個人的にはどーでもいい)アーティストばっかりなんじゃないかな。


おまけ:リリー・アレンのビデオ
LDN
Absolutely Nothing
Smile

*1:日本のフジロックとかはこんな感じかな。