ハラスメント

今年から、(生徒以外の)ほぼ全ての大学関係者に、ハラスメントに関する、オンラインコースの受講が義務化された。これは、質問と簡単な説明からなる2時間のコースである。大体の質問には答の見当がつくのだが、たまにちょっと考えさせられる質問がある。例えば、こんなふうなやつだ。アフロアメリカンの同僚同士が、自分たちに関する差別用語(ニ*ロとか)を使って冗談交じりに話している。そこを通りかかった白人の同僚がそれを聞きつけて、不快な感じを受けた。さて彼には何ができるか。答えは、彼は(適当な大学関係者に)正式に抗議をファイルできるということだ。たとえ、全く冗談のようにしゃべっていたとしても、である。


これは、理論的にコンセンサスのあるところなのか?そもそも、不快感っていうのは、かなり曖昧な基準だろう。もちろん、(白人とアフロアメリカンの)立場がひっくり返れば話は簡単なのだが。それとも、白人の不快感だけじゃなくて、潜在的にオフェンドされうる第三者のアフロアメリカンの可能性のようなことを考慮に入れてるのか?