ノーベル経済学賞

次の月曜日に、ノーベル経済学賞の発表がある。

年々予想するのが難しくなってくるのだが、マッチング理論の業績に関して、Gale&Shapley+この前紹介したRoth、といった組み合わせで受賞があってもおかしくないような気がする。まだ今回はちょっと早いかもしれないが、数年ぐらいのスパンをとれば、結構有力候補なんじゃないか。そこで今回は、希望を込めて、Gale、Shapley、Rothに一票。ただ、周りにあまり同意してくれる人がいないのが寂しい。

大勢の予想は、たとえばThomsonの予想に結構近いのか。ただ、専門外からの印象だが、BarroとRomerにはあまり目がないのでは...... Fama&Frenchっていうのは、結構本命っぽい。


ところでぜんぜん話は変わるが、数年前「The Life of David Gale」(邦題は失念)という映画がやっていたとき、僕はそれをてっきりDavid Galeについての伝記映画だと思い込んでいた。Beautiful Mindの2番煎じだろうけど、なんでこんな渋い人選をするんだろ...と不思議に思っていたが、予告編を見ると、なんとDavid Galeは冤罪の死刑囚っぽい。この時点でフィクションだと気づけよという気がするが、当時はそれを逆に解釈して、「Galeってそんな激動の人生を送ってたんだ」と思っていた......