Howl's Moving Castle (ハウルの動く城)
アメリカでは、忘れたころに、ひっそりと始まっていた。早速見に行ってきたが、もう何も言うことはない。細かいことは抜きにして、宮崎御大の新作映画が見られるということに感謝しなくてはならない。*1特に最初の空中散歩のシーンは、宮崎の真骨頂だろう。
しかし、この上映館数の少なさは寂しいね。今のところこんな感じ:*2
6/10〜6/16 36
6/17〜6/30 202
7/1〜7/7 187
千と千尋も確か数十館から始まって、だいぶ時間がたった後、最大で700館程度までいったと記憶している。*3千と千尋は批評家にも一般にも受けがすごくよく*4、一館当たりの興行収入も高かったので、ここまで上映館数が伸びないのはディズニーの陰謀ではないかという話もあった。
どうやら今回はそこまでの盛り上がりも見せていないし、前回を下回る結果になりそうだ。
*1:しかしやっぱり、前作Spirited Away(千と千尋の神隠し)に比べると、見劣りしちゃうんだな。象徴的なのは、宮崎映画の熱心な信者だったRoger Ebertが、今回は辛口の点をつけていること(ttp://rogerebert.suntimes.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20050609/REVIEWS/50601002)。もちろん、平均的には批評家の評価はめちゃめちゃ高いんだけど。
*2:データはここ。ttp://www.boxofficemojo.com/movies/?page=daily&id=howlsmovingcastle.htm
*3:いわゆるWide Releseは1500館ぐらいからだと思うので、これでも限定公開ということになる。ちなみに先週末初登場1位だったお馬鹿映画Fantastic Fourは3602館で公開された。
*4:その年のHighest Ratedな映画だったと記憶している。